バーサ・マテック ポンプの紹介
用途と設置
(図はクリックで拡大できます)
ドブ漬け:
バーサ・マテックポンプは液タンク内に設置して使用できます。
この用途で重要なことは、エアーの排気口を液レベルより外に出すことと、液と相性のあるポンプ材質を選択することです。
流込み:
液タンクの液柱ヘットを利用して液を払い出すポンプ用途で重要なことは、ダイヤフラム材質によりポンプの吸入液圧を規定値通りに制限することです。
制限値以上の吸入圧で使用するとポンプの作動が不規則になったり早期にダイヤフラムが破損したりします。
吸揚げ:
吸い上げ能力は配管システム液物性、ポンプ材質によって異なります。
(図はクリックで拡大できます)
エリマ・マテックシリーズ 特長
●ストーリング防止 ●凍結防止 ●潤滑不要
本シリーズポンプは凍結によりエアーバルブシステムの作動が停止し、ポンプが運転途中で動かなくなるストーリング事故をなくした画期的ポンプです。ストーリングしない、凍結しない、潤滑を必要としないという特許を持つこのバルブシステムは、従来からあるエアーダイヤフラムポンプの欠点を解決することができます。
■ダウンタイムの無駄を排除
連続運転ができ、安心して使用できる性能をもつ信頼性の高いこのポンプは保全・修理に費やされる生産工程の中断時間をなくしました。それは、次のようなバルブ機構の働きによるものです。
エアーバルブボディ内にセットされているバルブスプールはポンプエアー室内のパイロットシャフトの動きによって移動しエアーのイン/アウトポート位置につながり・切換を確実に行います。
ポンプのメインシャフトが左右いずれかのストローク全長方向に向かうと反対側のインナーピストンがパイロットシャフトを押し圧縮されたエアーをメインスプールバルブへ送り込みます。
メインスプールバルブは往復運動により確実な位置移動を繰り返します。パイロットシャフトの前後の動きにつれ、エアーはメインスプールに送り込まれ、その都度位置移動が行われストーリングが発生する余地をなくしています。

■圧縮空気熱の急冷化防止
熱膨張を制御した設計構造のエアー通路から圧縮されたエアーは排気され、急冷によって生じる凍結を押さえています。また、センターブロックおよびエアーバルブ表面はリブ構造になっておりフィンによる表面積の大きさで熱交換機と同じ熱発散効果をもたらしています。
■補修・点検の容易さ
凍結・ストーリングをなくしたばかりでなく、保全・補修に伴う欠点も取り除きました。
本ポンプのセンターブロックO−リングは2本だけです。競合ポンプの中には7本使用しているところもあります。
パイロットシャフトO−リングはアッセンブリとして取り出しができ、特にO−リング交換工具の必要もなく交換できます。エアーバルブもセンターセクションから取り外さずに補修・点検作業ができます。
■ポンピング能力の最大化
バーサマテックシリーズポンプは水から90%固形溶液に至る液体を難なく処理できます。加えてエリマ・マテックのエアーバルブ機構を装着してありますので、強力な性能を持ったポンプとして様々な用途に使用できます。
■エアーバルブのアップグレード
バーサマテックV4,V2,V3ポンプ及びウイルデン1-1/4",2",3"メタリックポンプ用交換キットとして使用できる共通性を持っております。エリマ・マテックはアルミ、ステンレス、テフロンコーティングのエアーセクションが用意されております。
(エアチャンバー,エアーバルブ,センターブロックは多様な用途に適するニッケルメッキも特別注文にて対応できます。)